2013年3月18日月曜日

抗うつ薬・抗不安薬の副作用について


パニック障害(抗うつ薬・抗不安薬)の薬には多かれ
少なかれ、必ず副作用が生じます。


なかには全く感じないという人もいます。


精神科で処方されるものは副作用が心配ということも多く
聞かれますが、使用上の注意、医師の指示に従っていれば
心配することはありません。


また合う合わないはありますので、様子を見て医師が処方を
変えていくことも大切ですし、患者さんにベストなものを
見出すのが医師の勤めでもあります。


一般的には、眠気、だるさなどがあげられます。


また、ふらつき、胃腸系の不快感、体重の変化
などが報告されていますが、症状がひどい場合には
すぐに医師に申し出ることが必要です。


基本的に抗不安薬は、抗うつ薬に比べて副作用が少ない
といわれています。


副作用は約1週間がピークと言われていますので、
1週間くらいは我慢してみる事も大切かも知れません。



ただし、服薬をすると「嘔吐する」という様な場合は、
他の薬に替えなければならないでしょう。


おもに報告された抗不安薬の副作用です。
(必ず起こる、というわけではなく個人差があります。)


■ジベンゾチアゼピン系向精神薬 
・・・・・・・・セロクエル
・薬疹  ・眠気

■ベンズアミド系向精神薬 
・・・・・・・・アビリッド
・脱力感
・・・・・・・・セパゾン
・眠気

■消化性胃潰瘍治療薬 
・・・・・・・・ドグマチール
・体重増加
・ホルモンのアンバランス
 (生理が不規則  ・生理が遅れる)
・極度の眠気 

■ベンゾジアゼピン系精神安定薬
(不安)長期作用型 
・・・・・・・メイラックス
眠気  ・ふらつき  ・体重増加  ・便秘


■ベンゾジアゼピン系向精神薬
・・・・・・・・リスパダール
・ふるえ

■ベンゾジアゼピン系精神安定薬
(不安)中期作用型 
・・・・・・・・ソラナックス
・眠気  ・めまい  ・体がだるい
・・・・・・・・メデポリン
・眠気
・・・・・・・レキソタン
・眠気  ・体がだるくなる
・・・・・・・・ワイパックス
・抑圧感

■ベンゾジアゼピン系精神安定薬
(不安)短期作用型 
・・・・・・・デパス
効いている時と効いていない時の差がありすぎて
体応できないことあり。
・強い依存症になりやすい・息苦しさ・動悸・倦怠感
・頭がボーッとする・睡魔

■ベンゾジアゼピン系抗けいれん薬 
・・・・・・・リボトリール
・強い眠気
・・・・・・・・レンドミン
・過呼吸になる  ・不安が増す  ・貧血
(全国パニック障害克服の会資料より)


副作用の出方には特徴があり、非常に個人差が大きいもの
ですから特にひどい場合は医師に相談して適切な処置、
指導を受けることを大前提としましょう。


自己判断は決してしないようにしてください。


【パニック症候群・パニック障害 原因 症状 治療 克服法】













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